2010年 02月 09日
インビクタス 負けざる者たち
★★★★★
「グラン・トリノ」「チェンジリング」と
昨年私を感動させてくれたクリント・イーストウッド
の新作。絶対見なくちゃ・・・
この作品が実話だなんてすごすぎる!
ネルソン・マンデラって人。名前だけは知っていたが。
27年も刑務所に入れられていて、その後南アフリカ共和国
初の黒人大統領になり、問題を山のように抱える中
黒人と白人の心をひとつにすることが必要と信じていて
どの政策よりも力を入れたのがラグビー。
昨日まで自分たちに銃を向けていた白人たちを護衛にし
白人が愛するスポーツに力を入れる。
27年間、刑務所で暮らした彼は「許しと和解」こそが
新たな国を作ると信じて。
ネルソン・マンデラって人はなんてすごい人なんだろう!
普通なら白人を憎悪の対象としか見ないのに・・・
そして弱小チームがなんとワールドカップで優勝
してしまったのだ!
嘘みたいな話ですよね~
スポーツの持つ力ってすごい!
白黒がはっきりつけられて分かりやすい。
だから国をひとつにすることができる力を持っている
私が東京オリンピックの再度の実現を期待していたのは
こういうところなんです。
みんなの心に躍動感があふれ、日本が元気になると思う。
ネルソン・マンデラっていう人がこの作品から理解できて
よかった!
帰りに熊谷駅前でバスを待っていたら
「ラグビータウン 熊谷」の文字とラグビーボールの像が
眼に入って、感慨深かったです。
by zac90109
| 2010-02-09 15:41
| 映画