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ばかもの

もう5日です。はやいなぁ・・・

今回の熊谷に帰った目的は今日の夫のゴルフです。
朝6時半ころ群馬のゴルフ場に出かけましたが、熊谷に戻って
またそこから新潟に帰るのは時間がかかります。

で、私は高崎で映画を見て高崎で夫と合流して新潟に帰ることにしました。
高崎の映画館「シネマテークたかさき」は2度目になります。

NPO法人が運営しているミニシアターで、上映作品がとってもお気に入りです。
スタッフも暖かい感じでいいんです。

ちょうど上映していたのが「ばかもの」
ちよっと気になる映画でした。
高崎でのロケが中心だったせいか、観客もそこそこいました。

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★★★★

ストーリーは
19歳の大学生・ヒデは年上の女性・額子に出会い、誘われるままに童貞を奪われる。
すっかり額子に夢中になったものの、他の男との結婚を理由に突然捨てられてしまう。
失意の中で留年し、ようやく卒業、就職、新しい恋もしてみるが虚しさは募るばかり。
気がつけば酒浸りの日々で、仕事も恋人も失い交通事故まで起こし、
ついにアルコール依存症の治療を始めるのだった。
その頃額子も過酷な運命にひとり耐えていた。

20前後の男は年上にあこがれるんだよね。
で、男のほうが忘れられないらしい。
でもこのヒデって男、たいした男でもないのに次から次へと女には困らない。
でも額子が忘れられないらしい。

女のほうが昔の男は忘れられる・・・って思うんだけど。
でも額子もヒデをずっと思って生きていたんだよね。

こんな不器用な愛し方しかできなかった二人が10年たってやっと結ばれた。

まさに「ばかもの」だ!

ばかものっていとおしい言い方だよね。

内田有紀と成宮寛貴がいいね。

片腕を事故で失った額子がお願いがあるって言って、風呂場で右腕をヒデに洗ってもらい
腋毛を剃ってもらうシーンにはゾクッとするほど官能的です。

地味な作品ですがなかなかいいです。

見終わった後、3時過ぎに高崎駅前で夫と合流してまた曇天の雪国に戻ってきました。
by zac90109 | 2011-01-07 13:45 | 映画