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ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

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★★★★
3D、吹き替え版でなんと2度見てきました!
一度目は夫と、2度目は一人で・・・
すごく感動したので2度見たわけではなくて、ちょっとテーマが分からなくて・・・

そもそも台湾出身のアン・リー監督の作品は「ブロークバックマウンテン」
そしてトニーレオン主演の「ラストコーション」も大好きです!
この作品もアカデミー賞の候補にもノミネートされているので期待大でした。
「アバター」以来久しぶりに3Dを見てその映像の美しさに酔いしれました。

そしてタイトル通り単なる「トラと漂流した227日」のサバイバル映画かと
思いきやラストで語られるもうひとつの話の出現でどう受け止めて良いのやら・・・

ストーリーは
モントリオール在住のインド系カナダ人のパイ・バテルの元に、
新作に行き詰まった若いライターが訪ね、パイから驚くべき体験談を聞く。
1960年代、パイはインドで動物園を営む一家の元に生まれた。
パイが16歳の時、一家はカナダへ移住する事になるが、家族の乗る船は太平洋上で
嵐に見舞われ、沈没してしまう。
必死の思いで救命ボートにたどり着いたパイだったが、そこには船から逃げて来た
他の動物たち、そしてベンガルトラもいた。

最初のほうで少年パイは3つの宗教、ヒンドゥー教、キリスト教、イスラム教
を信じていました。
作品全体に宗教色があるわけではないのですが、それでも外国では当たり前の
ように宗教が存在しますが私はその時点で拒否反応を起こしてしまいます。
私は心が狭いので・・・

先日アルジェリアで起きたテロにより日本人の10人の尊い命が無残にも奪われて
しまいましたが、そのことで今までにも増して決定的に神とか宗教を受け付け
なくなりました。

そしてパイは少年時から大人になってもベジタリアン・・・
ラストで語られるもうひとつの話が真実だったら矛盾するのでは?

ベジタリアンってなんなんだ!?

結論として私はこの作品をファンタジー映画として受け止めようと決めました。
そうしないと心が落ち着きませんから。
by zac90109 | 2013-02-04 19:01 | 映画