「ソロモンの偽証 後編・裁判」退屈・・・

c0191138_2212546.jpg

★★★
どうか期待を裏切らないで欲しいと願っていた後編。
レビューの評判の高かった前編と比べて賛否両論の後編でしたが
私もがっかり・・・
なんとまあ退屈な146分だったことか。

ストーリーは
男子中学生・柏木卓也(望月歩)の転落死以降、殺人を告発する目撃者からの手紙、
過熱報道、連鎖していく事件により学校は混乱していたが、大人たちは保身に走る一方だった。
生徒の一人・藤野涼子(藤野涼子)は自分たちで柏木卓也の死の真相を突き止めようと動きはじめ、
学校内裁判が開廷される。
人間の底知れぬエゴや欲望、悪意が渦巻く中、少女が学校内裁判の果てに見たものとは……。

学校内裁判といえど法廷劇は一般的にはドキドキ、緊張感あふれる秀作
が多いというのにまるで劇中劇のようで学芸会を見ているようだった。
原作は未読ですが結末に意外性も無く、原作が悪いのかそれとも脚本が悪いのか
原作と映画は別物なのですから、原作を変えてでも成島監督の「ソロモンの偽証」
を見たかった。
亡くなった柏木君に振り回されただけのような気がします。
作品からは大きなメッセージ性のようなものは受け取ることができませんでした。

もしかしたら「人は嘘をつく」「見て見ぬ振りをする」「偽善者」そういう生き物
だとしても心のどこかでチクチクと自分を苛んでいる。
だからこの作品の中で一人の少年の死という石を投げ込んで人々の心の波紋を
広げていくように真実に近づいていくことを目指したのかもしれないが、
目新しいテーマではなかったような気がするし、退屈したのは事実だから
仕方の無いことである。

主演の藤野涼子さんと芸達者な永作博美さんのリアリティのある演技が
素晴らしかったことしか残りませんでした。
[PR]
by zac90109 | 2015-04-13 22:15 | 映画