日本のいちばん長い日

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★★★★
お盆前に見たのですが今頃UPです。
戦争は始めるのは簡単でも終わらせるのは難しい・・・

ストーリーは
1945年7月、戦局が厳しさを増す中、日本に無条件降伏を求めるポツダム宣言が発表された。
連日閣議が開かれ議論に議論が重ねられるが、降伏かそれとも本土決戦か結論が出ないまま8月に突入。広島、そして長崎に原爆が投下され『一億玉砕論』の声も上がる中、日本最大の決断がくだる。
しかし降伏に反対する若手将校らは玉音放送を流させまいとクーデターを企て皇居やラジオ局占拠に向け
動きはじめる……。

まず驚いたのは昭和天皇を演じることを本木雅弘がよく引き受けたなという事!
半沢一利のノンフィクションを基に昭和天皇の「聖断」が核となっている。
ですから本木天皇の姿だけでなくセリフのシーンも多い。
本木雅弘の清廉な佇まいに違和感はない。

戦争を終わらせるのは本当に難しい・・・
特に血気に燃える若い将校たちに敗戦を受け入れる余地など全くなくても
不思議ではない。
時を越えて今の私達はあの時戦争を終わらせることが出来てよかったのよと
簡単に言えるが、ポツダム宣言受諾後の日本がこれからどうなっていくのか?
日本の未来が見通せない不安は想像以上だったに違いない。

先日NHKの番組で8月15日、終戦の日から1週間の日本の混乱を描いた
ノンフィクションを放送していたが終戦を知らず、また受け入れることが出来ずに
自らの命を絶っていった者も多いと聞いた。
その中で「これからの日本の再建に力を尽くそう・・・」と仲間の自死を止めた
若い将校もいたそうだ。
賛否はあれど、あの頃みんな一生懸命だった姿に涙します。

70年後の今の世界。
国と国との戦争というより独立をかけた国内の紛争。正体の分からないテロの怖さ。
そしてサイバー攻撃。
世界はもっとグローバル化して複雑で何が起きるか分からない。
あの頃とは違う怖さがある。
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by zac90109 | 2015-08-26 10:13 | 映画