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★★★★★
一子(安藤サクラ)32才。
30過ぎても家業の弁当屋を手伝う事もなく、甥っ子とゲームするだけの自堕落な
生活を送っている。
ゲームに興じているその後姿、背中ボリボリ掻いているその体たるや脂肪がたっぷり
ついていてまるでビヤ樽!
そんなシーンから始まる一子と最後のボクシングの試合で見せる一子のギャップに
驚かされ、感動させられ、涙させられ、こんな凄い作品だったとは・・・

ストーリーは
32歳の一子(安藤サクラ)は実家にひきこもり、自堕落な日々を送っていたが、
ある日、離婚した妹の二三子が子連れで戻ってくる。
しかたなく同居をする一子だったが折り合いが悪くなり、家を出て一人暮らしを始めることに。
夜な夜な買い食いしていた百円ショップで深夜労働にありついた一子の唯一の楽しみは、
帰り道にあるボクシングジムで一人ストイックに練習するボクサー・狩野(新井浩文)
を覗き見することであった。
百円ショップの店員たちは皆心に問題を抱え、そこは底辺の人間たちの巣窟のような場所だった。
そんなある夜、狩野が百円ショップに客としてやってくる。

「0.5ミリ」でも安藤サクラの魅力にすっかり参ってしまった私ですが、今度は
ボクシング、体を張って本気でやってしまうなんて凄すぎる!
藤山直美さん、寺島しのぶさん、大竹しのぶさん、そして安藤サクラさん。
失礼ながらそんなに美人とは言えない女優さんは強いものを持っています。

家を出て百円ショップでなんとなく働いて、ボクシングジムで見かけた37才の
男になんとなく惹かれて、だけどポイされてボクシング始めた一子。
ボクシングを始めたのは殴り合っても最後にハグし合って、それが良かったんだとか。
このあたりまでは途中クスクス笑いながら、ゆるい展開にのほほんと見ていたのですが
32才でボクシングの試合に出るのは限界とジムのオーナーに言われながらも
100円の価値しかないと思っていた自分自身を「一度くらい勝ちたい」と頑張る姿。

あのビヤ樽のような体を練習で絞り上げ、ボサボサだった髪を切り、目つきまで
変わって行く。そして試合のゴングが鳴る!
試合のシーンが凄い!
安藤サクラも女優さんだし、もっと手を抜いた短いシーンで終わるのかと思っていたら
とんでもなかった・・・
ボコボコにされても何度でも向かっていく。
「立て、一子!」
「頑張れ、一子!」
一子・・・「勝ちたかった・・・勝ちたかった・・・」

私もこんなに泣かされるとは思わなかった・・・
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by zac90109 | 2015-02-26 22:54 | 映画

アメリカン・スナイパー

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★★★★
今年から友人の勧めもあってFacebookを始めたので、出かけた先などで
美味しいものやきれいな景色などを見た時はすぐさまその時にFacebookにUP
してしまうので、もうあえてブログにUPするのがおっくうになってしまい
ブログとんとご無沙汰になってしまいました・・・
ただ映画の感想はそう簡単にUP出来ないのでブログで想いを・・・
と住み分けしている今日この頃です。

クリント・イーストウッド監督の「アメリカン・スナイパー」
惜しくもアカデミー賞作品賞は逃してしまいましたが、昨年秋にイーストウッド
監督の「ジャージー・ボーイズ」を見たばかり!
私の見た昨年の外国映画BEST1に推した「ジャージー・ボーイズ」はキネ旬でも
1位を受賞しており私としてもちょっとニンマリ!

あれから半年もたたないうちにもうイーストウッド監督の「アメリカン・ファミリー」
が見られるなんて、まったくなんて男だ!
それも今度はイラク戦争中、160人も射殺した米軍の狙撃手クリス・カイルの自伝を
映画化するとは・・・恐るべし

ストーリーは
米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに入隊し、イラク戦争に狙撃手として派遣された
クリス(ブラッドリー・クーパー)。
その任務は“どんなに過酷な状況でも仲間を必ず守ること”。
狙撃精度の高さで多くの仲間を救ったクリスは “レジェンド”の異名を轟かせるまでになる。
しかし、敵の間にもその腕前が知れ渡り、“悪魔”と恐れられるようになった彼の首には
18万ドルの賞金が掛けられ、彼自身が標的となってしまう。
一方、家族はクリスの無事を願い続けていた。家族との平穏な生活と、想像を絶する極限状況の戦地。
愛する家族を国に残し、終わりのない戦争は幾度となく彼を戦場に向かわせる。
過酷なイラク遠征は4度。度重なる戦地への遠征は、クリスの心を序々に蝕んでゆく……。

TVで流れるこの映画の予告編のシーン
主人公の狙撃手は武器を手にした子供を撃つのか、撃たないのか?
誰もが撃たないで欲しいと心の中で手を合わせているのが戦場から遠く離れた平和な
日本にいる私達の正常な感覚でしょう。
しかしひとたび私たちが戦場に置かれた時、そしてその時、女でも子供でも武器を
手にして攻撃してきたとしたら?
それが戦争という残酷な現実なのでしょう。

クリス・カイルという人は1998年にケニアの米大使館爆破事件をTVで見て入隊を
志願し、シールズ(アメリカ海軍特殊部隊)に採用され、その後2001年の9・11事件
が起こり、ショックを受けて現地に赴くことになったそうです。
彼は4回も戦地に行ったそうですが2013年に39歳で亡くなっています。

映画の中で彼は奥さんとの出会い、そして2人の子供の父親となり、しかし
大切な家族を置いて戦場と平和な家庭を4度行ったり来たり。
交互にそういうシーンが出てきます。
どちらが日常なのか分からなくなってきてしまうほど彼の心は蝕まれてしまいます。
帰還しても家族のもとにすぐには帰らず、ひとりバーで啼きながら酒を飲んでいる
シーンがありました。
混乱する彼の気持ちがよく表れているシーンだと思います。
帰還兵の心のケアをする施設のドキュメンタリー番組を見た記憶があります。
それがどれほど強いPTSDなのかは私には想像すら出来ません。

彼を4回も戦場に向かわせた想いとは、戦場で共に戦って亡くなった友の仇を
討ちたいというまっすぐな気持ちだったようです。

この映画に感動とかそういう思いは持てません。
あるとすれば39歳で亡くなった伝説のスナイパー、クリス・カイルの心に寄り添う
そういう作品でした。
イーストウッド監督の「見る者に委ねる」という姿勢が押し付けがましくなくていい。
「戦争はダメ!」
そんなことは分かりきっている!
では9・11事件の後、アメリカは指をくわえて見ていれば良かったのか?
今もISという残酷非道な集団がおよそ人間とは思えないことをやっている・・・
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by zac90109 | 2015-02-25 23:22 | 映画

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★★
入江悠監督は熊谷市のお隣、深谷市の出身の方でうちの息子の高校の少し先輩
でもあり、若手注目株の監督さんなのです。
「サイタマノラッパー」などの作品があるのですが残念ながら彼の作品を見るのは
この「ジョーカーゲーム」が初めてです。

ストーリーは
第二次世界大戦前夜。上官の命に背き、極刑を言い渡された青年(亀梨和也)は刑の執行直前、
謎の男・結城(伊勢谷友介)から救いの手を差し伸べられる。
だがその交換条件は、結城が設立した秘密組織“D機関”の一員としてスパイになることだった。
過酷で奇妙な訓練を経て、青年は“嘉藤”という偽名を与えられ、世界を揺るがしかねない
機密文書“ブラックノート”奪取の極秘ミッションを命令される。
世界各国が狙う“ブラックノート”は現在、国際都市“魔の都”に駐在する米国大使・
グラハムの手にあった。
日本を飛び出し“魔の都”に潜入した嘉藤たちD機関のメンバーは、明晰な頭脳と身体能力を駆使し、
グラハムに接近していく。
しかしグラハムの愛人・リン(深田恭子)や、ブラックノートを狙う各国のスパイたち、
さらにD機関内部に潜む見えざる敵が彼らの前に立ちはだかるのだった……。

日本映画でスパイもの!?
予告編では期待していたのですが、なんとまあ~ハラハラドキドキもしなければ
緊張感もまったくなく、ゆえに手に汗も握ることなく終わってしまいました。

いい女が出てきて予定通りのハニートラップでブラックノートがどうしたって?
秘密組織D機関!?
アクションもダサくてやっぱり日本映画にスパイものは無理!って思った。
見ていて恥ずかしくなってしまって107分で終わってよかった・・・
ただエンタティメント映画として楽しめばよかったんでしょうけど、私には無理!
なぁんにも残らない映画でした。
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by zac90109 | 2015-02-02 16:44 | 映画